機器開発

ロータリー多軸式穂先製造機

ロータリー多軸式穂先製造機穂先に加工する工程を1台で行うことができるオートメーション機です。我々の発案、設計、制作のオリジナルの機械で世界中どこを探してもありません。その中には筆職人による手加工作業のノウハウを凝縮しており、10台を有することで平行して同時に多品種の生産に対応できます。1台で手加工での11工程をこなし、30倍の生産力を実現しています。短納期、低コストのご要望にも対応することができます。

真空吸引式穂首熱処理機
(200個取り)

穂首、穂先、ブラシにアニール処理を施す機械です。アニーリングとは一定温度に加熱して除熱することで形を保持することですが、穂先の場合だと繊維のクセづけ、形状記憶のような処理です。これを行うことで筆記時の繊維の復元力が増すので、筆割れの軽減に有効です。弊社のこの機械では、一度に大量に行うことができ、短納期や低コストにご対応できます。また、PVA、PVP等でのり加工することも可能です。

レーザー変位式毛先カット機

穂先(ブラシ)の先端(0.2~0.4mm)をカットすることが可能です。「チラ」と呼ばれる部分のみをカットできます。主に平筆を作るために開発しました。

並列型ナイロン極細複合機

プラペンにナイロン芯を挿入させて、溶着させる機械です。手加工に比べて、10倍の生産能力があります。